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岩手県平泉・達谷窟
- 2006/01/19(Thu) -
『毘沙門堂』

IMG_060119_01.jpg

岩手県平泉から名勝「厳美渓」へと車を走らせると、右手にこの「達谷窟」が目に入ります。
ここは地味な存在ですが、坂上田村麻呂にまつわる伝説が残っている場所として有名です。

今から約1200年前のことです。
征夷大将軍坂上田村麻呂が討伐した蝦夷の酋長「悪呂王(あくろおう)」がこもったと伝えられる
洞窟がこの「達谷窟(たっこくのいわや)」です。
蝦夷平定後、毘沙門天を祭った『毘沙門堂』が建立されました。
西側の岩壁に大日如来が刻まれていましたが、胸から下が崩れて顔面と肩辺が残っています。

撮影地:岩手県平泉町「達谷窟」(共通)
撮影機材:キャノンEOS20D EF17~40㎜ f/4.0L USM(共通)
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/100秒 f/7.1) 0.0EV (17㎜)


あと5枚掲載しています。続きもご覧下さい♪
IMG_060119_02.jpg

上で書きました「大日如来」が画面上部にあるのが分かるでしょうか?
確かに顔面と肩辺だけが確認できるようです。

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/100秒 f/7.1) 0.0EV (17㎜)



IMG_060119_03.jpg

では、もう少し大きく写してみましょう。
これならよく分かりますね。

このような磨崖仏は日本でも何箇所かに現存していますが、ここが北限のものだとのことです。
貴重な存在なんですね。

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/80秒 f/5.0) 0.0EV (40㎜)



IMG_060119_04.jpg

磨崖仏の前から毘沙門堂と姫待不動堂(右)を見たところです。
いずれの建造物にも悲しい伝説があります。

それにしても、先住民族である蝦夷(アイヌ)を討伐するとは・・・
しかも酋長である「悪呂王」は、寺伝では大変な悪者扱いをされています。
何だかやりきれない話です。

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/160秒 f/8.0) 0.0EV (17㎜)



IMG_060119_05.jpg

左側手前にある建物が姫待不動堂です。
以下は寺伝より抜粋します。

「悪呂王等は京から攫ってきた姫君を窟上流の「籠姫」に閉じ込め、「櫻野」でしばしば花見を楽しんだ。
逃げようとする姫君を待ち伏せした瀧を人々は「姫待瀧」と呼び、再び逃げ出さぬよう姫君の黒髪を見せしめに切り、
その髪をかけた石を「鬘石」という。
姫待不動尊は智証大師が達谷西光寺の飛地境内である姫待瀧の本尊として祀ったものを、藤原基衡公が再建した。」

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/125秒 f/7.1) 0.0EV (17㎜)



IMG_060119_06.jpg

これが姫待瀧です。
落差は大したことはありませんが、かような悲しい伝説を秘めているとは想像がつきません。
冬でも多く落水しているのは、悲しみにくれた姫君の涙のせいでしょうか?

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/250秒 f/10.0) 0.0EV (17㎜)
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コメント
-なんだか-
なんだか悲しい物語がある場所なんですね(T_T)
けっこう寒そうな場所に見えますが凍らないのはそれなりに水量があるからでしょうか。
それとも流した涙が多いからでしょうか?

坂上田村麻呂にまつわるものは嵐山町あたりにも縁切り橋などありますね。
2006/01/19 07:38  | URL | しーたけ #-[ 編集] |  ▲ top

-北国-
雪が北国の厳しさを其処此処に
感じさせる写真ですね。

断崖仏、彫られた時の苦労の後が
しみじみと感じられます。
2006/01/19 09:01  | URL | 和さん #-[ 編集] |  ▲ top

-先人の足跡-
今日は一段と冷え込んでいます。
ZEISSさんの写真で気分は北国。ヽ(´ー`)ノ

歴史を辿りながらの旅は趣きがありますね。
コメントで写真のすばらしさが引き立てられているように思います。
臨場感ありますね。
姫待瀧はしばらく見入ってしまいました。
2006/01/19 12:58  | URL | fuul #t50BOgd.[ 編集] |  ▲ top

--
>酋長である「悪呂王」は、寺伝では大変な悪者扱いをされています。
伝説はなんだか哀しいですね。
坂上田村麻呂が討伐して『勝てば官軍』とばかりに
必要以上に「悪呂王」が悪者扱いにされたような感じです。
大日如来さまはこの伝説をどのように見ていられるんでしょう。
2006/01/19 14:26  | URL | Aily #-[ 編集] |  ▲ top

-歴史-
歴史の背景は複雑。
この滝が、今年の寒気で凍らぬのも、姫の涙のせいかもしれませんね。
2006/01/19 15:41  | URL | ふん転菓子 #F1fVxx/w[ 編集] |  ▲ top

--
「勝てば官軍」って嫌だなとは思うのですが、
今も昔も世の中、「勝てば官軍」の言葉通りですよね。

それにしても関東と違ってやはり東北地方は雪が凄いですね。
2006/01/19 16:27  | URL | あんる #-[ 編集] |  ▲ top

-しーたけさんへ-
>けっこう寒そうな場所に見えますが・・・
それがこの日は結構寒さは緩んでいたんですよ。
手袋なしでもいけました。
それと凍らないのは、姫君の涙の量のせいでしょう。

>坂上田村麻呂にまつわるものは嵐山町あたりにも・・・
そうですね。
こうしてみると、意外と各地にあるものですね。
2006/01/19 17:44  | URL | ZEISS #G5I2Jj2c[ 編集] |  ▲ top

-和さんさんへ-
ここは雪があって初めてきちんと表現できるような場所だと思います。
寺伝を鵜呑みには出来ないと思いますが、諸説いろいろとありまして。

磨崖仏は伝説では「弓」で彫ったとか。
これは有り得ない話ですね。
2006/01/19 17:47  | URL | ZEISS #G5I2Jj2c[ 編集] |  ▲ top

-fuulさんへ-
今日は寒い一日でしたね(((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル
とにかく、このところ風が強かったのですが、今日は完全な北風。
外へ出るとつい身をすくめてしまいました。

>姫待瀧はしばらく見入ってしまいました。
私も寺伝を読んだだけに、暫くその場を動くことはできませんでした。
まあ、私は歴史には疎いんですが・・・
2006/01/19 17:51  | URL | ZEISS #G5I2Jj2c[ 編集] |  ▲ top

-Ailyさんへ-
こんにちは。

史実と言うものは、時として曲げられて伝わることがありますね。
真実は一体どうだったんだろう?と思います。

大日如来は全てが終わってから彫られたようです。
まあ、これも確かな話ではないようですが・・・
2006/01/19 17:54  | URL | ZEISS #G5I2Jj2c[ 編集] |  ▲ top

-あんるさんへ-
「勝てば官軍」って、あまりいい言葉じゃないですよね。
じゃあ、勝てば何をやってもいいのか?
法律を破らなければ何をやってもいいのか?
価値判断の基準というものも、時代によって違ったことでしょう。
少なくとも現世においては、こうあっては欲しくないですね。

雪は・・・この冬は例年になく多いようです。
岩手でも県南にあたりますが、結構積もっていました。
2006/01/19 17:57  | URL | ZEISS #G5I2Jj2c[ 編集] |  ▲ top

-ふん転菓子さんへ-
いけない、飛ばしちゃいました・・・<m(__)m>

歴史は苦手なジャンルですので、必要最小限の記述に留めました(笑)
瀧は・・・やはり姫君の涙で凍らないんでしょう。

2006/01/19 18:01  | URL | ZEISS #G5I2Jj2c[ 編集] |  ▲ top

--
複雑で悲しい歴史のある場所なんですね。
姫待瀧を1/250で撮影ですか~轟々と音が聞こえてきそうです。
2006/01/19 21:58  | URL | TOMO #-[ 編集] |  ▲ top

-TOMOさんへ-
歴史はいつも悲しい事実が浮かび上がってくるものですね。
水量が多い滝は、高速シャッターで迫力を出すようにしています。
この時はプログラムAEですから、偉そうなことは言えませんが・・・
2006/01/19 23:42  | URL | ZEISS #G5I2Jj2c[ 編集] |  ▲ top

-こんばんは~-
ちょい、オヒサしてました。
うわ~岸壁にお堂が建ってる~~!
平泉にこんなところがあったなんて初めて知りました。
岩に彫られた仏様のお顔?があまりにも大きいからお堂が小さく見えますね。
今なら出来そうだけど、、、昔の人はどうやってこんな大きな物を彫ったのかしらと写真を見ながら思いました。
2006/01/24 00:00  | URL | riri #.Yy.42bw[ 編集] |  ▲ top

-ririさんへ-
こんにちは~♪

先ほどレスを書いたところで「送信」を押したら、サーバーがダウンしました(泣)
で、再度書き直しますね。

ここは三回ほど傍を通過したことがありますが、立ち寄ったのは初めてでした。
平泉といっても、実際には厳美渓との中間にあって、とても歩ける距離では・・・

磨崖仏を見ると「どうやって彫ったんだろう?」と思いますね。
櫓は組んだことと思いますが・・・
2006/01/24 12:31  | URL | ZEISS #G5I2Jj2c[ 編集] |  ▲ top


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